目次
国税のクレジットカード払い、アメックスビジネスゴールドは還元率0.5%!セゾンプラチナアメックスカードはなんと還元率1%!
税金はカードで支払うことができる?
税金をカードで支払えるのはご存知でしょうか?
以前から、カード支払いはできたものの一番のネックは手数料!!
後ほど記載する手数料をみると、確かに高いと印象しか残りません。
しかし、ある手法をつかえば、その手数料を上回る効果をもたらすことができることを
ご存知でしょうか?
まずは、国税のカード支払いについては下記サイトから確認することができます。
税金のカード支払いの仕組みと手数料
トヨタファイナンスが運営しているサイトです。(ここから国が日本最大の企業とどうとりくんでいくかがよくわかりますね。)
そこには、このような注意書きが記載されています。
納付税額に応じた決済手数料がかかります。(最初の1万円までは76円消費税別、以降1万円を超えるごとに76円消費税別が加算されます。
と記載されています。
ホームページからの引用はこちら
納付税額 | 決済手数料(税抜き) |
1円から10000円 | 76円 |
10001円から20000円 | 152円 |
20001円から30000円 | 228円 |
30001円から40000円 | 304円 |
40001円から50000円 | 380円 |
※以降1万円以上を超えるものは、1万円ごとに決済手数料が76円かかります。
ここから、手数料率は最大が10001円の納付時で167円(税込)で1.67%です。
手数料率は、約0.84%から約1.67%となります。
少額だと手数料が重くなる場合があるので、すごく注意が必要となります。5万円をこえると
手数料は1%となり、あとは限りなく下限に近付いていきます。
納税額(円) | 手数料(税込み円) | 手数料率税込み換算 |
10,000 | 84 | 0.84% |
10,001 | 168 | 1.68% |
30,000 | 252 | 0.84% |
30,001 | 336 | 1.11% |
50,000 | 418 | 0.84% |
50,001 | 502 | 1.00% |
100,000 | 840 | 0.84% |
100,001 | 920 | 0.91% |
500,000 | 4180 | 0.84% |
500,001 | 4284 | 0.86% |
1,000,000 | 8400 | 0.84% |
1,000,001 | 8484 | 0.85% |
こう考えると、国税の支払いに手数料をこれだけ取られると普及するのかなと思います。
しかし、国税の支払いにクレジットカードを普及させようという意図は感じられます。
クレジット会社に入る手数料が非常に低いにもかかわらず、還元させてカードを普及させる意図も感じられます。
アメックスビジネスゴールドなら還元率0.5%

複数のクレジット会社でポイントがつくカードがあります。
これからあげるアメックスビジネスゴールドカードのポイントはマイルに交換できるのが絶対的な魅力です。
特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華していきます。国際線のビジネスクラスで利用すると1マイルの価値は2.5円から5円程度、ファーストクラスだと7円から16円程度に跳ね上がります。
クラス | 1マイルの価値(目安) | マイル付与率 | 実質還元率 |
普通席・国内線 | 1.5円 | 0.50% | 0.75% |
普通席・国内線 | 1.8円 | 0.50% | 0.90% |
普通席・国内線 | 2.0円 | 0.50% | 1.00% |
国際線ビジネスクラス | 2.5円 | 0.50% | 1.25% |
国際線ビジネスクラス | 4.0円 | 0.50% | 2.00% |
国際線ビジネスクラス | 6.0円 | 0.50% | 3.00% |
国際線ファーストクラス | 7.0円 | 0.50% | 3.50% |
国際線ファーストクラス | 12.0円 | 0.50% | 6.00% |
国際線ファーストクラス | 16.0円 | 0.50% | 8.00% |
アメックスのポイントは還元率が0.5%だとしても、1ポイント1マイルに交換できるので、1万円あたり76円(税抜き)の手数料を支払っても、十分にバリューがあってお得です。
個人事業主や法人であればその手数料は損金扱いとなるので、その分税金を圧縮することも可能となります。また、アメックスは事前入金したら利用限度額がありません。
その他ダイナースカードも0.5%還元されるカードもありますので、所有されているのであればそちらを利用されてもいいでしょう。
例えば、1億円の税金をクレジット払いにして50万円分のポイントゲットという企業経営者の目論見は、見事に達成することができ、なおかつ手数料を損金処理できるため、2重のお得となることでしょう。
セゾンプラチナアメックスカードなら還元率1%!!

セゾンプラチナアメックスカード
このカードこそ唯一税金に1%のポイントがつくカードです。
下記表は、マイル交換にすれば爆発的に実質還元率があがることを示しています。
クラス | マイルの価値(目安) | マイル付与率 | 実質還元率 |
普通席・国内線 | 1.5円 | 1.00% | 1.50% |
普通席・国内線 | 1.8円 | 1.00% | 1.80% |
普通席・国内線 | 2.0円 | 1.00% | 2.00% |
国際線ビジネスクラス | 2.5円 | 1.00% | 2.50% |
国際線ビジネスクラス | 4.0円 | 1.00% | 4.00% |
国際線ビジネスクラス | 6.0円 | 1.00% | 6.00% |
国際線ファーストクラス | 7.0円 | 1.00% | 7.00% |
国際線ファーストクラス | 12.0円 | 1.00% | 12.00% |
国際線ファーストクラス | 16.0円 | 1.00% | 16.00% |
セゾンプラチナアメックスのポイントは還元率が1.0%で、1ポイント1マイルに交換できるので、1万円あたり76円(税抜き)の手数料を支払っても、0.5%よりもさらにバリューがあってお得です。
個人事業主や法人であればその手数料は損金扱いとなるので、その分税金を圧縮することも可能となります。
例えば、1億円の税金をクレジット払いにして100万円分のポイントゲットという企業経営者の目論見は、もっとえげつないことになりそうです。
(注意点)
セゾンプラチナカードはJALとの相性が抜群です。
国税の支払いの代表的なもの
では、ここからは主な税金とその効果について述べたいと思います。
消費税
消費税の支払いは普段どうされていますか?税理士に任せているという方も多いです。そのほとんどが「口座引き落とし」です。なぜか、ほぼ周知されていないからです。
実は、いままでの法人カードでも支払いをすることができました。ただし、税金の支払いでポイントがつくものがほとんどありませんでした。
セゾンプラチナカードを使って消費税の支払いをシュミレーションしてみましょう。
大多数の会社は、消費税そのものが一般的に3期目から発生するものです。
(通常、創業当初は免税を選択するので)
簡易課税方式を利用したりして、単純な計算はできないですが、仮に5000万円の会社があったとします。ざっくりと、消費税が200万円とします。
200万円の支払いを単純に口座引き落としにしていると、200万円×0%=0円
当然、0ですよね。
それを、カード払いにすると200万円×1%=2万ポイントですよね。
支払い方法を変更するだけで、ゼロが2万ポイントになりました。
消費税は意外に盲点です。
源泉所得税
今回は源泉所得税です。
会社を経営されていると、必然的に発生するのが従業員の源泉徴収制度があります。
それこそ、税務署のために仕事をしているようなものです。
だから、しっかりと報酬をもらいましょう。
ひとり社長でも、ご自身の「役員報酬」から住民税や所得税を徴収し、支払いをしていますよね。
その、源泉所得税もポイント還元には無視できない項目です。
ここでは、従業員10人の会社を想定してみましょう。
所得税そのものは、個々に控除等の額が違います。あくまでも想定でしかありませんが、年収400万円のかたは、所得税10万円といわれています。
従業員が10人だと10万円×10人=100万円という数字になります。
それが、100万円×1%=1万ポイントとなります。
源泉所得税のカード払いこそ、税務署からの報酬としてとらえ、ゲットしましょう!
その他の国税
国税に該当するものはカードで支払えます法人所得税・申告所得税・復興特別所得税・相続税・贈与税・申告所得税・印紙税・譲渡税などなどいろいろあります。あえてここではあげるほどのことではないと思いますが、参考までに下記サイトをのせておきます。
https://www.nta.go.jp/users/hojin/index.htm
まとめ
①ポイントをゲットできるカードを用意する
②国税の支払いができるサイトから必要な情報を入力
③ポイントがつけば、マイルに交換する
④国際線のビジネス・ファーストクラスが一番効果的
⑤国内の出張のときにも利用できる
これまで、いろいろな経営者の方に会ってきました。
しかし、国税をカード払いできることを知っている経営者は肌感覚で1%もいなかったような気がします。
手数料が高いことがネックですが、それを差し引いても
手数料は損金、ポイントは経営者(社長などの名義人)個人に付与される
まさに二重の効果がある制度
といえるでしょう。

(実際にやってみました!)
https://www.fpmiller1.com/wp-admin/post.php?post=136&action=edit